会社の経費節減を声高に主張している、珍しいタイプの資金繰りの本をご紹介いたします。
若い社長が経営するIT系の会社ではベンチャーキャピタルから資金調達して、本業でなく見栄をはるような散財に力を入れるケースも少なくありません。実力以上の虚像を作り上げて自滅するパターンがかなり多い業界でもあります。

そういった企業様の資金繰り相談も承っております。お気軽に売掛金買取センター(株式会社トップ・マネジメント)までお問い合わせください。

【絶対にカネ詰まりを起こさない! 資金繰りの教科書】を読んでみた感想

資金繰り改善のための手法としてよくある、キャッシュフローの流動性だけを主張する著書ではありません。この本の著者の基本概念としては、赤字で資金繰りの厳しい会社の共通点は、経営者の経費削減への姿勢のまずさにあり、社長が変わらなければ社員も変わらないという精神論的な主張がなかなか面白いです。つまり社長が会社の経費削減に取り組むことで、社員の経費の使い方にも敏感になっていく、それが会社全体の大きな経費節減につながり、すなわちそれが資金繰りを考慮した健全なキャッシュフロー流れだという、非常にわかりやすい考え方です。

絶対にカネ詰まりを起こさない! 資金繰りの教科書

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また、多くの中小企業の資金繰りの改善を経験してきた専門家としての知識を惜しみなく公開しており、経営者や財務管理者ではなくても読みやすく一気に読むことが出来ます。また経費削減は資金繰りに直結すると主張しているものの、ただ経費を削ればよいというものではなく、必要な経費をしっかり洗いだすことが必要ですとも述べています。その為には使用した経費の分類をしっかりと行うことが必要になります。事業展開の中で、費用対効果の大きい投資に傾注し、その上で一つ一つ徹底的に考えなければなりません。経営者が総勘定元帳をしっかりとみて経費の実態を把握することが、会社の資金繰り改善のスタートとなるでしょう。