システム開発会社の資金繰り難の原因とは?

システムを開発するにはパソコン1台と開発言語が必要ですが、それ以外の投資は基本的には必要が無いので、能力さえあれば誰にでも開業することが出来ます。しかしコンピューターの世界は技術の進歩が著しいため、すぐに陳腐化してしまいます。Windows95が発売された時がパソコンの創世記と言ってもよいのですが、それから現代までに大変なスピードでハードもソフトも進化しています。

その進化についていけないシステム開発業者は、否応なしに時代に取り残されてしまうといっても良いでしょう。つまりシステム開発業者の資金繰りの悪化の原因は、技術の進歩についていけず、革新的な商品を発表出来なくなった時に起こりやすいのです。かつてシステムエンジニアは一人で活動して、収益をあげられる人が沢山存在しました。パソコンとシステムをワンセットにして企業に販売するという営業スタイルでも成功していたのです。

しかし今はスマホの時代です。簡単に高性能のアプリケーションをフリーで入手できてしまいます。こうなるとフリーのアプリケーションと差別化が出来ないようなエンジニアは、収益を挙げられなくなります。また革新的なハードが生まれると、それに対しての社会的な価値も変わってしまいます。たとえば盤石と思われていた携帯ゲーム機の筐体メーカーも、スマホに押されて資金繰りが悪化しています。このようにハイテク業界では常に最先端にいないと、いずれ資金繰りにも後れを取ることになります。