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今回は、財務改善のサポートをする際に用いている予想収益計算書のつくり方に関してご説明いたします。
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予想損益計算書とは

損益計算書と言いますと、簿記おいて最も基本的な財務諸表の一つで、簿記論を取ったことのある方なら誰でもなじみのある言葉だと思います。損益計算書とはある期間の収益と費用を一覧にして対比する表で、P/Lと呼ばれることもあります。予想損益計算書とは文字通りこれからの利益と損失を予測した計算書ということになります。予想損益計算書はとは融資を受ける際に必要な、事業計画書のうちの一つの書類を指します。したがって起業の成功を占う上でとても大切な書類ですので、その作成には注意が必要です。

 

予想損益計算書作成の下準備

予想損益計算書は通常の損益計算書のフォーマットを利用しても問題ありません。しかし通常の損益計算書がすでに確定した損益について振り分けるのに対して、予想損益計算書は入力する項目のすべてが予想となるため、予測の根拠となったデータを取りそろえる必要があります。このデータの信憑性の有無で事業計画書の良否が決まるといっても過言ではありません。

 

売上高の予測

創業の場合は過去の実績が全くないため、希望の売上高ということになりますが、説得力に欠ける売上計画としなければなりません。良く似たビジネスモデルの統計数値を利用した売上計画を立てるとよいでしょう。売上計画を立てたら、売上原価の予測を立てます。売上原価とは、事業を継続するうえで必要な経費を言います。例を挙げるなら、飲食店の売り上げには販売するメニューを作るための材料費、光熱費、水道代などがこれにあたります。予想した売上をクリアするのに必要な売り上げ原価を計算するか、日本政策金融公庫が公表している工種別データを参考に算定してもよいと思います。

 

固定費と変動費の設定

売上高に比例して増減する費目を固定費といい、ある期間内に必ず発生する一定の費用を固定費と言います。ほとんどの項目が売上高に連動する変動費となると考えられます。固定費の予測は簡単に立てられますが、変動費は特定の資産や負債に連動したり、売り上げも季節によって変動することがあるので、その予測は難しいものになります。

 

変動する項目に対する比率の計算

過去の実績や統計データなどから連動する項目の比率を分析し、各項目の将来を予測します。たとえば売上原価対売上高比率は、過去データの比率から大きく変動することは無いと考えられますので、過去の実測値を次期の予測として利用することは合理的と考えられます。