近年の建設業には、建設業を営むための工事売上とともに、施工実績が大切なことになります。年間の売り上げが500万円以上あっても、建設業の許可には28業種あり、それぞれの施工実績と売上が必要になります。建設業の許可を得ることで、受注することは出来ますが、現在は1業種の許可を受けただけでは、受注量が見込めない時代になってきています。

建設業の経営改善を行うには、まずは多業種で受注できるように、様々な施工実績をもつことが必要になります。しかし零細業者が多業種を請け負うには、施工機械や材料を調達することが難しいため、簡単にはいかないでしょう。そのためこのような時には、地元の力のある建設業者の下請け会社として傘下に入る事も念頭に入れるべきです。

一昔前は不景気になりますと、政府が景気対策として公共工事を実施しましたので、建設業は不況に強い業種と言われましたが、最近では建設予算は低減され、発注金額も少なくなってきています。そのため、元請け業者も偏りがちになります。このような地元の強い建設業者とのコネクションを強くし、様々な業種を受注できるような体質を作っていくことが大切なことになっていくでしょう。受注と共に施工機械を借り受け、かつ施工技術などのノウハウを得ていくことで、厳しい時代も乗り越えていけるでしょう。