映画雑誌「スクリーン」(SCREEN)などを手がける、出版会社の近代映画社が倒産したという記事をご紹介いたします。
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東京商工リサーチより
(株)ケーイー(旧:(株)近代映画社)(TSR企業コード:290039940、千代田区神田小川町2-12-14、設立昭和25年2月4日、資本金1500万円、小杉修造社長)は10月2日、東京地裁に破産を申請し同日、開始決定を受けた。破産管財人には小林和則弁護士(内幸町法律事務所、千代田区内幸町2-2-2、電話03-6205-7697)が選任された。
 負債総額は約9億5000万円(うち金融債権約2億7000万円、一般債権約6億8000万円)。
 昭和20年10月創業。同年12月に月刊「近代映画」(後のKindai)、21年5月に「スクリーン」(SCREEN)を創刊した映画雑誌の専門出版社。43年にはベネチア国際映画祭で出版部門最高賞「サンマルコ獅子賞」を受賞するなど映画関係の出版業界では相応の知名度を有していた。その後、芸能・娯楽雑誌やアダルト分野にも進出していた。
 しかし、娯楽の多様化やインターネット技術の高度化など出版不況に陥り、加えて東日本大震災発生後は自粛ムードなどにより広告募入の減少やイベントの中止などの影響から業績がさらに悪化した。その後も韓流コンテンツ「KOREAN WAVE」や、パズル誌「ナンプレガーデン」などの拡充を進めたが、業績の回復には至らず、今回の措置となった。
 なお、平成27年10月1日付けで、食品事業や印刷事業を手掛けるタイヘイグループ(千葉県匝瑳市)の(株)ティ・アイ・ティに「SCREEN」「SCREEN+」「BIGONEGIRLS」の3誌の編集・発行事業を譲渡。同日付けで(株)ティ・アイ・ティが(株)近代映画社へ商号変更している。このため、当社は同日付けで、(株)ケーイーに商号変更したうえで、破産を申請した。10月1日以降の3誌の編集・発行事業は新・近代映画社の下で継続され、「SCREEN」12月号(10月21日発刊)は通常通り発刊する予定。