東京商工リサーチが定期的に発表している、東日本大震災関連の倒産情報をお知らせいたします。
震災からの累計件数は1629件にのぼります。

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「東日本大震災」関連倒産(6月30日現在)
~6月は8件、上半期の累計は87件にとどまる~

6月の「東日本大震災」関連倒産は8件(速報値:6月30日現在)にとどまった。3カ月連続で前年同月を下回り、収束傾向が続く。また、負債総額は今年最少の22億1,000万円で、4カ月ぶりに前年同月を下回った。ただし、震災からの累計件数は4年を経過して1,629件(6月30日現在)に達している。

■6月の倒産事例
コンクリートパイル製造のサカモトパイル(株)(TSR企業コード:292050399、東京都)は、コンクリートパイル基礎工事なども手がけ、ピーク時には4億3,900万円の売上をあげていた。
しかし、東日本大震災で茨城県神栖工場が甚大な被害を受け操業停止に陥った。事業再開後も業容縮小が続き、2012年7月期の売上高は4,500万円まで低下した。最近は実質的な事業停止状態になり破産手続きに踏み切った。
ステンレス加工の(有)レインボーステンレス(TSR企業コード:140387803、宮城県)は、ステンレス箱フード、山型フード、ダクトなどの加工を手がけていた。リーマン・ショックを境に業況が厳しさを増していたところに、東日本大震災で機械設備が被災した。事業継続が困難な状態に陥ったため2012年8月までに事業を停止していたが、ここにきて破産を申請した。
2015年上半期(1月~6月)の倒産件数は87件(前年同期比14.7%減、前年同期102件)にとどまった。震災関連倒産は収束傾向を強めているが、震災の影響をいまだ払拭できない企業があり影響の大きさがうかがえる。

※グラフ資料は添付の関連資料「グラフ資料1」を参照

6月の地区別は、関東6件、東北1件、九州1件の順。このうち、東北は宮城だけだった。「震災関連」倒産の累計1,629件を都道府県別にみると、最多は東京の493件(6月5件)。次いで、宮城125件、北海道82件、神奈川と福岡が各68件、千葉62件、岩手58件、茨城56件、群馬54件、栃木47件、静岡46件、大阪44件、福島43件、山形42件、埼玉41件と続く。直接被災地の東北6県の倒産件数は316件(構成比19.3%)だった。
「震災関連」倒産の累計1,629件を産業別にみると、最多は宿泊業・飲食店などを含むサービス業他の428件(6月3件)。次いで、製造業が377件(同4件)、卸売業が299件(同ゼロ)、建設業が199件(同1件)、小売業が150件(同ゼロ)と続く。
被害型で分類すると、「間接型」1,496件(構成比91.8%)に対し、「直接型」は133件(同8.1%)だった。6月は「直接型」が2件(東京、宮城)。